ツアー

御釜湾まぼろしの温泉

温泉の名称 御釜湾海中温泉、まぼろしと名付けたのは、いつも温泉は海の下だからです、温泉の出現は春シーズン、大潮の最干潮の約2時間程度だけですので、この温泉に入った人は数少ないと思います、他にも条件があり、べた凪でないと近寄れません、漁船やボートですと一旦海に飛び込まないとその場所には行けません、私達は5月頃からこの温泉に入る計画を立て、その日を待ちました、6月下旬の大潮、風向き南西無風状態、私、清水、奥山、永井、3名にて大浦海岸を午前10時30分、シットオンカヤック「コブラトリプル」3人乗りにて島を反時計回りで出発、途中の難所「子根」の激潮帯を抜け御釜湾11時着、海は穏やか、まぼろしの温泉が私達を迎え入れたくれました、写真左側高さ1メートル位に白く右へ流れて見えるのが源泉です、この付近は熱湯の湯壺が何か所かあり、滑ってやけどしそうになった某君もいます、約1時間滞在、上げ潮に入り温泉も潮位が上がり、みるみる湯壺は海の下へ、ちなみにこの海域はウミガメの住家になっていて、多くのウミガメを見る事が出来ました、海底からぶくぶく泡が吹き出し、一帯は硫黄の臭いが充満しています、私たちはその後、地鉈温泉、野伏港、を回り午後2時大浦海水浴場に無事たどり着きました、素晴らしい経験をさせてもらいました、感謝。